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食べられなくなったお米から作った紙で名刺デザイン

  • 執筆者の写真: bird
    bird
  • 2021年7月21日
  • 読了時間: 2分

青い鳥の事務所がある南大阪は

山と海が近く、海岸線には漁港

山手には、のどかな田園風景が広がり

そこそこ都会、それなりに田舎の

住むにはちょうどいいところ


夏空と太陽の下、青々とした稲たちが

ゆらゆら気持ちよさそうに風に揺られ

青と緑のコントラストが広がります


青い鳥も地域活性やまちづくりの一環で

田植えやお米づくりの活動をお手伝いしましたが

小さな苗からお米になり収穫するまでには

それはそれは、大変な苦労があることを学びました



お米だけでも、話はつきませんが

災害や地震などの非常時のために

自治体や企業などで保管されている食料


その中で備蓄米と言われる、大量のお米たち

幸い災害もなく、賞味期限が切れてしまうと

ほとんどのお米は廃棄されてしまうそうです


フードロスという言葉が使われるようになり

さまざまな取り組みが行われていますが

廃棄するお米を使って紙を創る

株式会社ペーパルさんと出会いました


取り組みを紹介していた番組を見たのですが

その時は、詳細を知ることができませんでした

そして月日は流れ、今年の4月


青い鳥もお世話になったマクアケさんで

クラウドファンディングに挑戦していることを知りました

詳しくはこちら



食べられなくなったお米からできたkome-kami

「こめかみ」というネーミングにも心くすぐられ

青い鳥の名刺をkome-kamiで作ってみたい!

と思い、応援リターンは名刺印刷にしました


そして先日、届いた名刺がこちら↓


子どもの頃から紙ものが大好きで

珍しい紙や、新しい紙を扱いますが


環境に配慮した植物系の紙や、再生紙は

環境によくても、本来の紙としては

高価で扱いづらい難点があり

環境と実用性の溝がなかなか埋まらいなと

感じていました


今回、初めてKome-kamiで

デザイン印刷してみた感想は

風合い:ふんわり淡いクリーム系

紙質:手ざわりのあるクラフト系 

心配していた色は、意図した通り

スミ版がきれいに紙にのっていました


納得できる仕上がりと取り組みに賛同して

青い鳥でもkome-kami名刺の

デザイン制作のお取り扱いを考えています



「お米」というキーワードから

Kome-kamiの取り組みを知って

その紙でデザインができること

循環、環境、サスティナブル、SDGs、

専門的なことは詳しい人たちにお任せして


デザインする者として

感性に強く響いたもので

デザインができるということは


炊きたて、ほかほかの新米を

ご飯のお供と一緒に

口いっぱいにほおばるくらい

ふっくらとした至福の時

ごちそうさまでした


 
 
 

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